令和2年の新嘗祭を斎行いたしました

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


令和2年11月23日の11時より、三谷八幡神社においても「新嘗祭(にいなめさい)」の祭祀を、謹んでご奉仕申し上げました。

今はこの日を「勤労感謝の日」という祝日として覚えていらっしゃる方が多いことと思いますが、古くから11月23日は神道の世界、そして私たち日本人の食文化にとって大変重要なお祭りである「新嘗祭」の日でございます。


この日は、宮中においても天皇陛下が、今年の五穀豊穣を神様に感謝して「御神饌(ごしんせん)」という神様へお食事のお供え物をなさいます。

その後、その御神饌をお下げしてから、天皇陛下御自らもそのお供え物を口にする「神人供食(しんじんきょうしょく)」の儀が行われております。


全国各地の神社においても、同じように神様への御奉告と感謝をお伝えする「新嘗祭」のお祀りを行い、その御神饌の御下がりは人々がいただくのが慣例です。

当社でも御神饌の御下がりとして、社頭にてお米を少しずつお分かちさせていただきました。

お米には神様の御神氣が宿っておりますので、皆様で食への感謝を思い出しながら、大切にいただいてください。


三谷八幡神社 社務所

0コメント

  • 1000 / 1000