稲荷社 賽銭箱ご奉賛の御礼

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


すでに東京オリンピックも始まっておりますが、この猛暑とコロナ禍の中で選手たちはそれぞれに健闘をし、それを支える人や応援する人たちの胸にもさまざまな想いがあるのではないでしょうか。

日本は今、再び多くの要因が重なりあうようにして、全国的にコロナの感染が広がっている状況でもあります。

きっと誰の胸にも、ひと言では言い表せない、複雑な心の葛藤があることでしょう……。


とにかく一人ひとりが、強くやさしい心と思いやりを忘れずに、神様の眼差しを感じながら行動していくことができますように願ってやみません。

さて、今回は皆様に大切なご報告と御礼がございます。

社頭にて皆様にご奉賛のお願いをしておりました、稲荷社の賽銭箱でございますが、以前よりこちらの記事でも予算額を達成したことをご報告しておりました。


その後、七月中頃に無事、新しい賽銭箱が設置されましたことを改めてご報告させていただくと共に、皆様の篤い崇敬の念に重ねて感謝申し上げます。

境内に賽銭箱が設置をされた令和3年7月18日には、御神前にて「稲荷神社賽銭箱調度品奉納奉告祭」を斎行いたしました。


集まりました御奉納は、賽銭箱の他、八足案(はっそくあん=お供え物などを乗せる台)、燈台(とうだい)、提灯(ちょうちん)など、すべて稲荷社の古くなっておりました調度品の新調費用に充てさせていただきました。

稲荷社の中にいらっしゃるご眷属様も、どこかやわらかく嬉しそうな表情をしてくださっているように感じられます。


日々、熱心にご参拝くださっております皆様の祈りと信仰の念が、こうして一つひとつ形あるものに姿を変えてゆくことも、大変ありがたく感慨深いもの……。

旧賽銭箱他の調度品も、もちろんそうした皆様の真心が形になったものでございますので、感謝の想いを込めて浄火にてお焚き上げさせていただきたいと思います。

新たな賽銭箱や調度品は、世代を越えたひとつの「甦り」でもありますので、ご参拝の折にはぜひ、お陰様で立派に謹製されました賽銭箱をご覧いただければ幸いです。

特に賽銭箱の稲荷紋は、お近くでご覧いただきますと、大変精巧に美しく仕上げていただいております。


夏はこれからが本番というところかと思いますが、猛暑や世の中の暗い出来事にも負けることなく、心正しく過ごしてまいりましょう。

くれぐれもご自愛いただきながら、引き続き変わらぬ崇敬と、皆様のご参拝を心よりお待ちしております。


三谷八幡神社 社務所

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