三谷八幡神社の厄除け・厄祓い祈願【品川区武蔵小山】
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
松の内も過ぎて、街にも少しずつ日常の気配が戻りつつあるこの頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ここしばらくの間、空も晴れ晴れとした日々が続いており、三谷八幡神社の鳥居をふと見上げますと早くも梅の花が咲き始めておりました。
これからはますます、春に向けて境内のあちらこちらで、樹木や草花の芽吹きが見られます。
お詣りの際に神社でゆっくりとお過ごしいただき、穏やかに巡りゆく季節を感じていただければ幸いです。
さて、今回は皆様に、三谷八幡神社の「厄除け・厄祓い祈願」について、ご紹介したいと思います。
三谷八幡神社では、日頃よりさまざまな御祈願(※御祈祷ページをご覧ください)を承っておりますが、その中でもこの季節に多いのは「厄除け・厄祓い」の御祈祷です。
「厄除け」と「厄祓い」の違いについては、「厄除け」はお寺で「厄祓い」は神社であるとか、あらかじめ厄を避けるのが「厄除け」で背負ってしまった厄を祓い清めるのが「厄祓い」であるなど、さまざまな説が言われております。
しかし、どちらも「厄を退けて福を招く」という点では、同じ意味と捉えることができますので、三谷八幡神社ではそのふたつを特別に区別してはおりません。
「厄除け・厄祓い祈願」も、他の御祈祷と同じように通年で承っておりますが、やはり年明けを迎えて間もなく、早い時期にこの御祈祷を希望される方が多いです。
神社では特に、旧暦において大切な節目である、2月3日「節分」までの期間に「厄除け・厄祓い」を行っていただき、日本の暦の上で春となる「立春」を迎えていただくことをおすすめしております。
※出典:東京都神社庁
厄除け・厄祓いをおすすめする方
- 生まれ年による厄年の一覧表をご覧いただき、令和6年の厄年(前厄・本厄・後厄)に該当する方(※上図参照)
- 「九星氣学」と呼ばれる方位による吉凶の考え方で、八方塞(はっぽうふさがり)の星回りに当たる「三碧木星」の方(※下図参照)
- 最近、身の回りでよくないことが続いていると感じる方
- 人生の節目である、還暦などの年祝い(算賀)を迎える方
「厄年」と聞くと、どうしても「今年は、よくないことが起こる年なんだ」という印象が強く、怖いと感じてしまう方も多いことと思います。
しかし、かつては「年祝い」と同じように、人生において重要な節目として扱われてきました。
「厄年」は、地域において神輿担ぎなどの「神事」に関わりはじめたり、男性女性それぞれに社会的・家庭的な面で転機を迎えたり、体調のことを気に掛けるべきタイミングであったり――。
言うなれば、「あらゆることを氣にかけて、慎重に過ごす(慎む)べき年齢」と言えるのではないでしょうか。
そう考えていただけば、厄年が単なる「恐ろしい一年」ではなく、心身を清浄(その人にとっての正常な状態)にしながら、「自分自身を大切に過ごしていただく一年」にしていただけることでしょう。
ぜひ、神社で厄除け・厄祓いの御祈祷を受けていただき、神様のお力で心身を綺麗に整えていただければと思います。
年の始めに、今年一年の備えを行う意味としても、神様の御加護を感じながら心強く健やかにお過ごしください。
三谷八幡神社の御祈祷は、基本的に一組ずつご昇殿いただき、丁寧に神様と向き合っていただく時間をご用意しております。
ご神前で、神職が皆様のお願い事を「祝詞(のりと)」という言葉で神様にお伝え申し上げますので、ゆったりとした気持ちでご拝礼いただければ幸いです。
なお、厄除け・厄祓いの御祈祷は、厄年にあたるご本人だけではなくご家族にも関わることですので、ぜひご家族の皆様も一緒にご昇殿の上お祓いを受けてください。
御祈祷のご予約は、事前にお電話(03-3782-2615)をいただくか、直接社務所にて承っております。
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