三谷八幡神社の神前結婚式【品川区武蔵小山】

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


実は先日、当社で大変おめでたい神事が執り行われました。


現宮司が就任してから初めてとなる、神前結婚式でございます。


新郎新婦のお二人より、最初に当社へ「神前結婚式はできますか?」とお問い合わせいただいてからというもの、宮司を筆頭に職員全員で、少しずつこの良き日のために準備を進めてまいりました。

このようなご縁をいただきましたことは、三谷八幡神社にとっても大変光栄なことで、御祭神はもとより、新郎新婦様やお二人のご家族にも心より感謝申し上げます。


挙式の当日は雨に降られることなく、鳥居から御本殿まで一直線に敷かれた赤い毛氈の上を、無事に参進することができました。

皆様に手水をしていただいた後、御本殿までの道は先導役の神職と雅楽の奏楽に続いて、神職が切麻を撒いて祓い清めながら、新郎新婦様とご家族にお歩きいただきます。

春を迎えつつある三谷八幡神社の境内を、参進の華やかで厳かな列が彩り、大変幸福な光景があたたかく心に残りました。


ご昇殿いただいた後は、まずお供え物や人を祓い清める「修祓(しゅばつ)」を行い、宮司の「祝詞奏上(のりとそうじょう)」によって、神様へと正式にお二人のご結婚をご奉告申し上げます。

新郎新婦のお二人からも、御神前に夫婦の契りを結び固める誓いの言葉――「誓詞奏上(せいしそうじょう)」を行っていただきました。


続いて、お二人とご家族同士の絆がさらに強く結び固められるよう、御神酒で「三三九度盃事(さんさんくどさかずきごと)」と「親子親族固めの盃事」を行います。


「三三九度盃事」は新郎新婦のお二人で、「親子親族固めの盃事」はご家族全員で、御神酒を飲み御神縁を深める神事です。

その後、宮司と新郎新婦様が「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」を行い、お二人とご両家の末永い幸福と繁栄を祈りました。


巫女からは神様の御心を和ませる「豊栄舞(とよさかまい)」の奉納を行い、神様の御神威がお集まりの皆様に注がれますよう、心を込めてご奉仕申し上げました。

祭典の後、御本殿から退下(たいげ)を行う際には、その場にお集まりくださった方やお祝いに駆けつけてくださった方によって、あたたかな祝福がお二人に注がれておりました。


この日は新郎新婦様にとって、これからの人生を「家族」として支え合いながら過ごしてゆく、新たな門出の一日となったことでしょう。

一堂に会する誰の顔を見ても、そこには素敵な笑顔が輝いており、それは心にやさしい灯りがともるような光景でした。


新郎新婦のお二人はもちろん、御両家の皆様、そしてお集まりくださったすべての方の胸に、この日のあたたかな気持ちが残り続けますようお祈り申し上げます。

神前結婚式の後には、境内のあちらこちらで記念写真の撮影が行われておりました。


三谷八幡神社には、木々や芝生の美しい境内、神楽殿の金屏風など、記念となるお写真に相応しいスポットが各所にございます。


お二人の晴れ姿とご家族の幸せな笑顔を、三谷八幡神社での記憶とともに、残していただければうれしく思います。

三谷八幡神社での神前結婚式は、基本的な神道の祭典行事をベースに、新郎新婦様のご要望をできる限り反映しながら作り上げてまいります。


お二人だけ、ご家族だけでの挙式はもちろん、恩人やご友人にご参列いただいて行う挙式も、人数次第で承っております。

当社における神前結婚式をお考えの方は、当公式サイトの「神前結婚式」のページをご覧ください。


さらに詳しいご相談につきましては、お電話(0337822615)や社務所にて、直接お問い合わせいただければ幸いです。


三谷八幡神社が、家族の絆を繋ぐ変わらぬ場所となり、多くのご縁を結び固める「心の故郷」となりますよう、職員一同で大切にご奉仕申し上げます。



三谷八幡神社 社務所

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