三谷八幡神社の七五三詣【品川区武蔵小山】
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
今年も年に一度の例大祭、そして小山両社祭が無事に執り行われ、いよいよ秋の訪れを感じ始める頃になりました。
(令和6年のお祭りの様子につきましては、改めてお写真を中心に振り返る記事を準備させていただく予定でおりますので、今しばらくお待ちください)
さて。秋から冬にかけては、小さなお子様のいらっしゃるご家庭にとって、「七五三」のお祝いを意識する季節でもあるのではないでしょうか。
三谷八幡神社でも、日頃から地域の氏神神社として多くの方にご参拝いただいておりますが、ご家族の皆様で本殿内にお上がりいただく「御祈祷」も、七五三詣をはじめ随時ご予約を承っております。
今回は、日本の「七五三」という文化についてのお話と、三谷八幡神社における七五三詣の詳しいご案内をさせていただきます。
「七五三詣」とは?
七五三とは、3歳の御祝いは男女を問わず、5歳は男の子の、7歳は女の子の成長を祝うならわしのこと。
お子様がそれぞれ3歳・5歳・7歳を迎えた年に、晴れ着を着て日頃からお世話になっている神社(特にお住まいの土地を守ってくださる氏神様)へ家族で参拝します。
我が子が七五三の節目を無事に迎えられるのは本当に尊いことであり、そのお導きとご加護を家族で大いに喜び、神様に感謝するという行事が「七五三詣」のならわしです。
どんなにきつく結んだ紐の結び目も、生活するうち次第に緩んできてしまうように、私たちも生きる中で折に触れて、神様とのご縁をしっかりと結びなおす瞬間が必要なのではないでしょうか。
神社には「しめ縄(注連縄)」という、神聖な場所やものを示し、結界の役割を持つ縄がありますが、これは「七五三縄」と書いても「しめなわ」と読むことができます。
しめ縄はそもそも、紐などを「締め」るように、神様とのご縁を結び固めるという意味を持っていると言われています。
七五三祝いの正式な日は11月15日とされていますが、現在は秋頃にお天気の具合やご家族の都合に合わせ、自由に日を選んでお詣りいただくことが多いもの。
七五三詣を行う年齢も、昔は数え年の3歳・5歳・7歳が一般的でしたが、現在は満年齢やご兄弟との兼ね合いなどを考えて、無理なくお詣りを予定される方が増えています。
ご家族で相談していただきながら、ご都合に応じてお詣りください。
御祈祷の詳細
【所要時間】
御祈祷の所要時間は、約15~20分ほどでございます。
当社の御祈祷は、お時間が重ならない限り基本的におひと家族ごとにご昇殿いただきますので、どうぞ気兼ねなくお過ごしください。
お子様も、着慣れないお着物を一生懸命着てお越しになられることと思いますので、ご無理のないようできる限り配慮いたします。
【お初穂料】
お初穂料は、5000円よりお気持ちでお納めください。
金額に応じてご祈祷後にお分かちする授与品が少しずつ異なります。
※上記のお写真は、七五三詣の授与品一例です。
なお、お初穂料は神様へお供えするものですので、できるだけ「のし袋」や封筒へ入れてお納めいただければ幸いです。
【ご予約とお願い事項】
七五三祈願のご予約や、何かご不明な点・お訊ねがありましたら、お気軽にお電話(0337822615)か社務所までお問い合わせください。
前後に別のご家族の御祈祷が続いている場合がございますので、お時間にはゆとりを持って、早過ぎず遅過ぎずにお越しいただければ幸いです。
(※万が一、お時間に遅れそうな場合やご都合が悪くなってしまった際には、神社までご一報ください)
なお、御祈祷前後のお時間を使って、境内で写真撮影などを行っていただくことが可能です。
お子様の大切な記念となる晴れの日ですから、カメラマンの同伴がある場合はその旨もお気軽にお申し出ください。
(※御祈祷中は、祝詞奏上など一部で撮影をご遠慮いただく場面がございます)
結びに
七五三詣の時期は、神社の境内を彩る色とりどりの落ち葉も美しい季節。
お子様と一緒に、境内の自然の姿も楽しんでいただきながら、笑顔でお過ごしいただければ幸いです。
私たち神社職員も、これまでに七五三詣を通じて多くのご家族とご縁をいただき、皆様がお子様を囲んで御神前に集う微笑ましい光景をたくさん目の当たりにしてきました。
その姿を見ておりますと、七五三詣はお子様の健やかなご成長を祈る目的はもちろん、家族で神社に集うこと自体が、すでにひとつのご家庭の笑顔と幸福に繋がっていることを実感します。
お子様にとっても、神社が親しみのある大切な場所になり、神様の存在を感じながら心健やかにこの先の人生を歩んでいけるよう、心を込めてご奉仕申し上げます。
皆様のご参拝を、心よりお待ちしております。
三谷八幡神社 社務所
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