令和7年 例大祭・小山両社祭のご報告

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


長かった夏も過ぎ去り、空や風の心地よい季節がやってまいりました。


おかげさまで令和7年も、9月6日(土)の宵宮と7日(日)には例大祭、また小山両社祭をつつがなく斎行することができ、ご尽力くださった各方面の皆様に心より感謝申し上げます。

例大祭とは、それぞれの神社にお祀りされる神様にとって特に大切な、年に一度のご縁日のことを言い、この日は地域の皆様により神社とのご縁を深めていただける日と心得ております。


そして例大祭、小山両社祭におけるお神輿の渡御は、神様をお祀りしたお神輿が地域を祓い清めながら、人々の暮らしのすぐそばまでいらしてくださる貴重な機会です。

今年も多くの方がお神輿を担いでくださり、たくさんの元気と笑顔のあふれる、賑やかなお祭りとなりました。

本年は、両社祭当番町会である荏原四丁目の町会神輿「鳳和會」を始め、小山五丁目の町会神輿「五友會」や、小山四丁目町会神輿「鳳友會」のお神輿が宮入りいたしました。

お神輿は、神社のご祭神のご分霊をお乗せした、神様の大切な乗り物。


それが氏子地域の皆様の手によって担がれ、家々の軒先まで渡御されるということは、皆様の家々にその御神威を照らし輝かせているということであります。

また、お神輿は「もむ」や「練る」とも言われていますが、私共は「神輿振り」と言っております。


「神輿を振る」ことは、ご祭神の御霊を振り動かすという神聖な行為。

お神輿を奉輿してくださっている神輿會の皆様も同じく、ご自身の魂を振り動かしているということであり、このひとときは神様と奉輿している担ぎ手の、神と人とが一体になっている尊い瞬間。


この相乗作用によって、神社のご祭神のご神威はさらに高められているのです。

お祭りには、この地域に住まい関わる老若男女の皆様が、心をひとつに神社へ集う得難い機会のひとつです。


ご家族やご友人、大切なお仲間同士でお祭りにご参加いただいている方々の様子を見て、この地域の活気を改めて実感させられました。

これからも多くの方にとって、この例大祭・小山両社祭が心震わす楽しい祭典であり続けられますよう、願っております。

本年も、皆様の元気と笑顔が輝くこの瞬間を迎えることができましたこと、御祭神への感謝はもとより、力を尽くしてくださった地域の皆様にも、改めまして心より御礼申し上げます。



結びに

令和7年も、早いもので残すところあと3ヶ月弱となりました。


この後も、神社は七五三詣の季節となり、年末年始に向けて慌ただしく月日が過ぎることと思います。


引き続き、神社とそこにお祀りされている神様のことを、たくさんの方々に身近な存在として感じていただけますように。


今後とも折々にご参拝いただき、三谷八幡神社の神様へ変わらぬ崇敬をお寄せくださいますよう、心よりお願い申し上げます。



三谷八幡神社 社務所



三谷八幡神社|公式サイト

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