令和2年 大晦日における神事のご報告
新型コロナウイルス感染症の拡大を筆頭に、令和2年は本当にさまざまなことがございました。
これまでの常識が揺らぎ、先の見えない状況に不安を感じる方も、さぞかし多かったことでしょう。
そのような世情の中、三谷八幡神社においても、9月1日をもって新宮司が就任することとなり、大きな変化の年になったのではないかと思います。
境内の雰囲気や神事の様子も、これまでとはまた違った、新たな空気を感じていただけるのではないでしょうか。
職員一同、現在も引き続き、境内の整備や細かな社務の調整を懸命に努めております。
そして、今後も氏子崇敬者の皆様と共に武蔵小山一帯の地域を、明るく元気に盛り立てていくことができればと願っております。
お気づきのことやお困りのことなど、何かございました際には、お気軽に社務所へお問い合わせくださいませ。
大晦日に斎行申し上げた神事
2020年最後の1日となる12月31日には、朝早くから小山五丁目の五友会の皆様により境内に御神輿が祀られ、ひときわ華やかな雰囲気となりました。
そして、夜空の美しい澄んだ空気の中、氏子の皆様に見守られながら、下記の神事を謹んで斎行いたしましたことをご報告いたします。
➤午後10時 古神札焼納祭
「古神札焼納祭(こしんさつしょうのうさい)」とは、年末から境内に設営された「古札納所(こさつおさめじょ)」のテント内に、皆様が大切に納めてくださった古い御札や御守り、破魔矢や注連縄(しめなわ)などをお焚き上げし、感謝と共に神様の元へ御力をお返しする神事です。
ご参拝の皆様のご協力もあって、種類別に丁寧にお納めをいただいておりましたので、心を込めてお祓いをさせていただきました。
おかげさまで、炎は真っ直ぐ大きく天に伸び、煙や煤も少なく安全に神事を執り納めることができました。
神事に際してご参列とお力添えをいただいた氏子総代会の皆様をはじめ、三谷八幡神社にご参拝くださった皆様に、改めて感謝申し上げます。
➤午後11時 除夜祭
古神札焼納祭に続き、氏子総代会の皆様のご参列をいただき、「除夜祭」を斎行申し上げました。
いよいよ年明けを迎えようという厳かな御本殿の中で、神様に今年一年の御導きと地域一帯の御守護をいただきましたことを、謹んで感謝申し上げる祝詞(のりと)を奏上いたしました。
神事の後、年明けとともに打ち鳴らされる太鼓は、宮司からはじまり、氏子崇敬者の皆様によって繋いでいただきました。
2020年も、地域の皆様や三谷八幡神社に信心を寄せてくださる皆様のおかげで、無事に締めくくることができましたことを感謝しております。
来年も変わらぬ心で神様と向き合っていただき、お一人おひとりが真心を込めて祈りを届けていただきますことを、三谷八幡神社の神職一同、心よりお願い申し上げます。
三谷八幡神社 社務所
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