令和3年 元旦・歳旦祭のご報告
令和3年、明けましておめでとうございます。
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
除夜祭を行った大晦日から一夜明け、眩しい日差しの清々しい朝、三谷八幡神社においても11時より歳旦祭を斎行いたしました。
2021年の始まりの御挨拶とともに、新たな年がすべての人々にとって、明るく健やかな暮らしの一年となるようにお祈りさせていただきました。
神事の後、氏子総代会の皆様に向けて宮司が御挨拶をさせていただきましたが、2021年は例年以上に「祈りの年」になることと思います。
引き続き、世間を脅かす新型コロナウイルス感染症の脅威の中、より一層強さとやさしさを兼ね備えた「人の真心」を、一人ひとりが大切に持ち続けなければならない時代でございます。
しかし、些細な出来事でたやすく揺らいでしまうのもまた、人の心というものでしょう。
そんなとき、私たちに正しい道を示してくださるのが、「神様のお導き」であると思います。
日本では古くから、「お天道様が見ている」という言葉や「バチが当たる」といった表現が使われてきました。
これは、たとえ人が見ていなくとも神様に恥じぬよう、善くないことには手を染めず、正しい道を自らの心で選択してゆくための心得のひとつ。
人生の中では、誰しも「なかなか認められなくて苦しい」と感じる場面や、「どうして私ばかりこんな酷い目に」と思いたくなるような苦難が訪れることがあります。
そんな時こそ、目には見えなくとも「神様がいつも近くで見守っていらっしゃること」を感じるのが、大きな心の支えになると思い出してみてください。
立ちはだかる試練には必ず意味があり、苦しい中でも心を濁さずがんばれる人や、挫けても再び立ち上がろうとする人の元には、必ず幸福がやってきます。
今年一年も、皆様の心身が健やかでありますように。
そして、ぜひ折に触れて三谷八幡神社にお運びくださいますよう願っております。
初詣にご来社くださった皆様とも、新年のご挨拶を交わすことができて、関係者一同大変励みになりました。
今後もいつでもご参拝いただき、本年も境内で神職と出会った際には、お気軽に話しかけていただけましたら幸いです。
皆様のご参拝を、心よりお待ちしております。
三谷八幡神社 社務所
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