令和3年 門松どんと焼祭のご報告

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


朝からしんしんと底冷えのする一日でしたが、令和3年(2021)1月15日(金)の14時より、門松どんと焼祭を斎行申し上げました。

万が一の時のため、氏子の皆様にご協力いただき祭場にテントを設置していただきましたが、雨に降られることなく無事に祭祀を行うことができました。


年末年始にかけて、各家庭で年神様をお迎えするために「門松」や「注連飾り」などのお正月飾りを飾っていただいたことと思います。

三谷八幡神社では、年末にも古神札焼納祭を行いましたが、年が明けてからも15日までの期間で、氏子地域の皆様のお正月飾りや古神札・御守りを受け付けておりました。


「どんと焼祭」とは、その一つひとつに宿った神様の御霊(みたま)や霊力に感謝を込めて祝詞を奏上し、祓い清めて御力を天にお返しした後に、炎の力でお焚き上げをするお祭です。

お寒い中にも関わらずご参列いただきました氏子総代会の皆様や、あたたかく神事を見守ってくださった崇敬者の皆様には、心より御礼申し上げます。

火(炎)にも神様が宿るとされておりますが、あらゆる自然の様子を間近で眺めておりますと、改めてそこに在る力の大きさが神秘的に感じられてなりません。

今年一年も人々が決して自然を侮ることなく、その力を畏れ敬いながら、謙虚に「恩恵」として受け取ることを大切にしたいと感じる一日でございました。


なお、本年の古神札や御守りのお焚き上げ受付は、この神事をもちまして締め切らせていただきました。

今年の年末にお納めいただくか、三谷八幡神社以外に通年(古札納所があり)古神札を受け付けてくださっている神社にお戻しいただくよう、お願い申し上げます。

※それぞれの神社におけるルールやお約束を、必ず守っていただきますようお願いいたします。


言うまでもないことかと存じますが、御札や御守りはできる限り、受けられた神社に御礼のお詣りをしてお戻しいただくのが最上の礼儀となります。

とはいえ、遠方には足を運びづらいご時世……。

叶わない場合には心を込めて、その神社の神様に感謝の「祈り」を届けてみてください。


あなたが心を向ければ、その想いや祈りは、必ず神様に届いています。

お一人おひとりが、祈りを大切にする2021年になりますことを、心より願っております。


三谷八幡神社 社務所

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