宮司就任より1年の節目を迎えて

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。

早いもので、現宮司・大竹久雄が神社本庁より三谷八幡神社の宮司職を拝命した、令和2年の9月1日より、本日で一年の節目を迎えることとなりました。

この一年を振り返りますと、神様と氏子崇敬者の皆様にとって、三谷八幡神社がより心地よく素晴らしい神社となるよう、懸命に月日を重ねてまいりました。

神職として最も大切な役割とも言える、日々の「祭祀（神様をお祀りすること）の厳修」はもちろんのこと、少しずつ境内のさまざまな場所や物をよりよい形へと整え、整備してくることができました。

これらは、ひとえに多くの氏子様や当社を崇敬してくださる皆様の、神様への篤い信仰心と、温かなお力添えあってのものでございます。

改めまして、職員一同、心より御礼申し上げます。

なお、本年も昨年同様、コロナ禍による社会の混乱や自粛は続いております。

東京都は、現在も何度目かの緊急事態宣言下にありますため、氏子総代会の皆様と慎重に協議を重ねた結果、年に一度の例大祭において大きな盛り上がりを見せる神輿渡御ではございますが、本年もやむなく中止とさせていただきました。

多くの人で賑わう小山八幡神社との両社祭が、本年も疫病の影響により叶わぬことは大変残念なことですが、この時代をすべての人が力を合わせて乗り越えたとき、また再び明るい未来と平穏な日常が訪れることを信じております。

➤9月4日（土）午後5時　宵祭
➤9月5日（日）午前11時　例大祭

祭典は上記の日時で、社殿にて厳粛に執り行う予定でございます。

祭典中は一般の皆様の昇殿をご遠慮いただいておりますが、拝殿前からのご参拝はご自由に行っていただくことができます。

この大切な節目にぜひお運びいただき、日頃から私たちの暮らしを見守ってくださる神様に、感謝の祈りを届けていただけましたら幸いです。

当神社は、昭和55年に御鎮座300年の奉祝祭が行われ、次の大きな節目は令和11年の御鎮座350年となります。

引き続き、日毎の祭祀や宮守としての大きな役割を果たすべく、宮司を先頭に、職員一同たゆまぬ努力を続けてまいります。

皆様との温かな繋がりを大切にしながら、一歩ずつ進んでいきたいと願っておりますので、どうぞ神様への変わらぬ崇敬を寄せていただきますよう、お願い申し上げます。

三谷八幡神社　社務所