令和5年 2月の祭典のご案内

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


ご存知の通り、神社は年末年始も休みなく皆様をお迎えしており、1月15日の門松どんと焼き祭を終えて、2月に入るとまた大切な祭典が続きます。


年の始めは特に、ホッと息をつく暇もないスケジュールではありますが、職員一同で健康に気を配りながらも、一つひとつの神事を粛々と斎行してまいりたいと思います。


この記事では、2月以降に行われる祭典について、ご案内申し上げます。



2月以降の予定

【令和5年(2023年)】

➤2月3日(金)午前11時 節分祭

➤2月5日(日)正午 初午祭

➤2月17日(金)午前11時 祈年祭

➤3月1日(水)正午 稲荷神社大祭



2月3日 節分祭について

➤2月3日(金)午前11時


節分祭とは、皆様もご存知「節分」に神社で行う神事で、疫病退散・除災招福・家内安全の祈りを神様へ届ける祭典です。


旧暦の新年とも言い換えられる「立春」を前に、季節の分かれ目となる節分の日、疫病や災厄を祓い清める意味が込められています。


節分の豆は「魔を滅する」と言われており、神社の境内にも豆打(豆まき)を行います。


災厄の象徴とされる「鬼」を追い払って「福」を招くことができるように、人々の祈りを神様へと届けます。


祭典において、殿内への参列は基本的に氏子総代会の方が優先とさせていただいておりますため、満席の場合は拝殿前よりご参拝いただければ幸いです。



2月5日 初午祭とは

➤2月5日(日)正午


初午祭とは、2月の初めに巡ってくる「午(うま)の日」に全国各地の稲荷社で行われる、稲荷神(いなりのかみ)という神様にまつわるお祀りのこと。


稲荷神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)や、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)といった別名もあり、「稲が生(な)る」という言葉が訛って「稲荷」になったと伝えられるように、稲の精霊(稲霊・穀霊)が神格化した存在を言います。


「お稲荷さん」のイメージで神様をお狐さまの姿で思い描く方も多いのですが、お狐さまは宇迦之御魂神にお仕えしている「ご眷属(けんぞく)」です。


初午祭では、稲荷神の御神徳にちなんで、五穀豊穣・商売繁盛・家運隆昌の祈りを捧げます。


三谷八幡神社にも、ご本殿に向かって左手奥に、摂末社である稲荷神社がございます。


稲荷社の御扉が開扉され、参拝することが叶う貴重な機会でもありますので、ぜひお詣りいただければ幸いです。


祭典は稲荷社前で行われますので、どなたさまも屋外での参列となります。

昼間であっても、まだまだ風が冷たい日がありますので、防寒対策をしてお越しください。



2月17日 祈年祭とは

➤2月17日(金)午前11時


祈年祭とは、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)の対となる大きな神事で、五穀豊穣・諸産業発達・家運隆昌をお祈りする祭典です。


今年一年が、それぞれの方にとって「実り」多き年になりますよう、神様へお祈りしましょう。


この祭典も、ご本殿の御扉が開かれる「大祭」でございますので、神様の存在をより身近に感じていただければ幸いです。



3月1日 稲荷神社大祭とは

➤3月1日(水)正午


稲荷神社大祭とは、御祭神である宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)の御神徳にあやかり、五穀豊穣・商売繁盛・家運隆昌を祈念する祭典です。


ご神名の「宇迦」は「ウケ」と言って「食物」を意味し、特に稲(命の根、稲霊)のことを指している、穀物・食物の神様です。


五穀豊穣はもとより、商売繁盛や諸産業・家運の発展隆昌など、私たちの暮らしにおける衣食住の豊かさを守り導いてくださいます。


稲荷神社大祭の日にご参拝の際には、ぜひ日頃の感謝をお伝えいただき、大神様のご縁日をご一緒にお祝いいただければ幸いです。

2月は、暦の上で「春」を迎える月でございます。


心のもやもやを打ち払いたい方、気持ちを新たにがんばりたい方など、祭典も多いこの季節に、ぜひ神社でお祈りください。


皆様のご参拝を、心よりお待ち申し上げております。


三谷八幡神社 社務所

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